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【施工事例】壁を抜いて広々空間へ!2つの洋室をつなぐリフォーム

こんにちは!未来工務店の仲野です。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は、戸建住宅の洋室リフォーム事例をご紹介させていただきます。

事例:隣接する洋室を繋ぐ「コネクティングルーム」へのリフォーム

「ライフスタイルの変化に合わせて、隣り合う2つの部屋を広く使いたい」というご要望にお応えし、間仕切り壁を撤去することで、2つの洋室を行き来できる**「コネクティングルーム」**のような空間へリフォームいたしました。

■工事の主なポイント

1. 間仕切り壁の撤去とスムーズな動線の確保

– 開口部の設置: メイン工事として、洋室間の間仕切り壁を撤去しました。構造や収まりを考慮し、壁を完全に撤去するのではなく、幅約1,880mm(約1.8m)の開口部を設けています。

– 垂れ壁の施工: 天井部分は、クロスの施工性とデザインのバランスを考慮し、約200mmの**「垂れ壁」**を残す形で仕上げました。

– 巾木の再利用: 既存の部材を大切にする観点から、巾木(床と壁の境目の部材)は可能な限り既設のものを再利用し、コスト削減とデザインの統一感を図っています。

2. アクセントクロスによる部屋の雰囲気の一新

壁の補修に合わせて内装デザインも刷新しました。開口部を設けた壁の一面(2部屋分)にアクセントクロスを採用し、空間全体の雰囲気を一新しています。

3. コンセントの移設・増設で使い勝手を向上

壁の撤去に伴い、壁内の電気配線の処理も実施しました。今回は単に配線を撤去するだけでなく、新しい生活動線に合わせてコンセントの移設と増設を行いました。部屋が広くなることで家電の配置も変わるため、コンセント位置の調整は快適な暮らしに欠かせない重要な工程です。


今回のリフォームにより、これまで独立していた2つの個室が、必要に応じて広々と使える一つの空間として生まれ変わりました。「壁を抜く」工事は、構造確認など専門的な判断が必要となりますが、暮らしの可能性を大きく広げるリフォームです。

「我が家も壁を抜いて広くできるか」といったご相談も、現地調査にてしっかりと確認させていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。